蔵へ潜入レポート

敵の侵入を防ぐためだろうか？

山を背にした中腹の高台に立つ旧家。

見下ろす平地には集落があり、その地の長であっただろうと地形から身分の高さを窺い知る。

ご依頼者に歴史を尋ねるも残された資料は無く詳しくはわからない。

〜生前整理〜

人生の晩年期を迎えて市街地への移住を決断。

移住は母家、蔵、納屋の取り壊しを意味し、遺された暮らしの道具もその対象となる。

特に蔵に遺された時代物の品々は希少なのだが現代のライフスタイルとのギャップをみる。

受け継ぐモノの見極めを求められるのも和箪笥診断の一つとなっている。

「よみがえれ、時代箪笥！」
日本の古箪笥に魅せられること52年…地域文化や民衆の知恵から誕生した美しき和箪笥は100年を経てた現代でも私達を魅了し続けています。

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