祖母から母へ、そして・・・

祖母から母へ、そして・・・

山形市在住F様

納屋に保管されていた二棹の時代箪笥。

その利活用の方法が分からないと「和箪笥診断」出張訪問診断サービスをご利用いただきました。

「義父が亡くなり、良質な箪笥だからと亡くなるまで大切に使っていたものですが、かなり傷んでいたので処分を考えていました。
友人に古箪笥を処分することを話したら引き取ってくださるとのことでしたのでどちらか一棹を選んでもらい、残りを自身で継承することにします。」

和箪笥を保管している納屋へ和箪笥診断士がお伺いし、
ご友人の方も含めて時代箪笥の傷み具合、用材、作製年代などを確認させていただきながら総合的に診断し、
修復した場合の費用や利活用の方法などをさまざま視点でご提案させていただきました。

修復をご希望される場合に多くいただくご相談内容として、
「傷や割れなどの経年劣化と抽斗のがたつきは直せるものなのか?」
「リビングや玄関ホールに置きたいと考えているが衛生面で問題ないのか?」

お二方とも再生をご希望され、製作された当時の状態へ全面的な修復を行うことに

再生抽斗の不具合によるストレスなど経年劣化が

以前、高橋様のお母様より桐たんすの修理で大変お世話になったご縁から

友人に古い箪笥のことを話したら、

しかし、痛みが酷かったので処分を考えていました。」

いろいろと考えた結果、亡きお父様の思いを継承するため当店へ修復の依頼をいただきました。

『時代箪笥は見るものを惹きつける美しさがある。』

そんな思いから更にインパクトがあって華やかさを増す、漆器をイメージした朱赤色をご提案させていただきました。

「うあmれわわりました

世代を超えて使用される日本家具がある。

それは、日本家具の原点といえる和箪笥のほかないでしょう。

おしょうしな。

ヤマヒョウ家具修復師

「よみがえれ、時代箪笥!」
日本の古箪笥に魅せられること52年…地域文化や民衆の知恵から誕生した美しき和箪笥は100年を経てた現代でも私達を魅了し続けています。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


PAGE TOP