せめて、先祖の愛用した箪笥は遺したい。
山形県山形市在住/舩越様/60代ご夫婦
老朽化により蔵が解体された。
「せめて、先祖のタンスは修復し、
遺してあげたい。」
60代ご夫妻のあたたかな想いから
蔵内に遺された先祖の衣裳箪笥3棹の
修復をご依頼いただきました。
幕末期から明治期の衣裳箪笥は
なかなか庶民では手の届かない高価なもの…。
遺された時代箪笥から
当時の裕福さを窺えます。
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お預かりから約一年後、
ようやくお届けとなりました。
奥様:
「こんなにもキレイになるんですね。
まるで新しいタンスを購入したみたい。」
笑顔でお話しくださった奥様が
とてもユニークで印象的でした。
週末には娘さんが
ご実家を訪れるということで
お披露目しながら
先祖を辿る楽しい一時となることでしょう。
ぜひ娘さんに受け継いでもらえば
私共も幸いです。
この度のご縁に感謝申し上げます
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