「主人の想いをカタチに・・・」
山形県山形市在住/松嶋さま/80代女性
ご主人は、かつてこう語っておられたそうです。
「先祖から受け継いだ箪笥は、本当に良いものだから、大切にしていってほしい。」
今、ご主人は介護施設で穏やかな日々を過ごされていますが、
その言葉は奥様の心に深く刻まれていました。
「主人の想いを、今の暮らしの中で形にしたい」
──そう願ってお持ち込みいただいたのが、庄内地方の衣装箪笥でした。
再生にあたっては、もともとご自宅で使われていたテレビ台の寸法に合わせ、幅のみを慎重に縮尺。
金具や木目の美しさはそのままに、
テレビが安定して置ける高さ・奥行きを確保し、現代のリビングにすっと馴染む佇まいへと生まれ変わりました。
完成した箪笥をご覧になった奥様は、思わずこうおっしゃいました。
「こんなにもきれいになるんですね。主人に早く報告したい。」
さらに、「家を離れた子どもたちも、きっと喜んでくれると思います」とも。
代々受け継がれてきた家具が、家族の思い出をつなぎ、再び暮らしの中心に戻ってきた瞬間でした。
先祖から、ご主人、そして奥様とお子さまたちへ。
暮らしの中に息づく想いを、新しいかたちで未来へとつなぐ──。
そんな大切なお手伝いを、私たちに託していただきました。





























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