昭和の桐箪笥 ビフォーアフター
山形県上山市在住/A様/50代ご夫妻
住まいの改修工事を機に、
ご主人のお母様が長年愛用されていた桐箪笥の修復再生をご依頼いただきました。
お預かりした箪笥は、両開き戸の内部にお盆型の引き出しを三段備えた仕様。
本来は着物を収納するためにつくられた、実用性の高い一棹です。
大切に使われてきた一方で、
現在の暮らしの中では着物を収納する機会も少なく、
「これからの生活にどう活かしていくか」がひとつの課題でもありました。
そこで今回は、外観の趣はそのままに、
内部構造を見直す“プチリメイク”をご提案。
お盆型の三段収納から、
日常使いしやすい棚式へと改修することで、
雑貨や日用品を収める収納家具として新たな役割を持たせました。
また、桐の風合いを活かしながらも、
埃や汚れが付着しにくいよう塗装仕上げを施し、
日々の扱いやすさにも配慮しています。
受け継いだ家具を、そのまま残すのではなく、
これからの暮らしに合わせて活かしていく。
再生された桐箪笥は、
思い出を宿したまま、新しい役割を持つ家具として、
再びご夫妻の暮らしに寄り添い始めています。
家具は、使われてこそ価値があるもの。
今の暮らしに合わなくなった家具も、
少し手を加えることで、再び活かすことができます。
「残したいけれど、使い道がない」
そんな家具をお持ちの方は、ぜひ一度ご相談ください。























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