山形市内の旧家から託された一棹
山形県中山町在住:峯田様50代ご夫妻。
明治の山形衣装箪笥(現代サイズへの再生)
-
リメイク内容: 幅の縮尺リメイク(105cm → 70cm)
-
設置場所: 新築戸建住宅・仏壇脇(三尺壁)
旧家から託された「捨てないで」という想い
山形市内の旧家に永く遺されてきた、明治中期頃の山形衣装箪笥。 長年大切に使われてきたこの箪笥をお譲り受ける際、元の所有者様からこんな切実な想いを託されました。
「処分するのではなく、どうか次のどなたかに使ってもらいたい。」
私たち家具のヤマヒョウの使命は、その想いを未来へとつなぐことです。現代の暮らしの中で再び瑞々しく息づくよう、再生への取り組みが始まりました。
現代の住空間に寄り添う「縮尺リメイク」
元の箪笥の幅は約105cm。 明治期の堂々とした佇まいは非常に魅力的ですが、現代の住宅事情ではどうしても設置場所が限られてしまいます。
そこで、和箪笥が持つ本来の意匠や格調高い雰囲気を寸分も損なわないよう細心の注意を払いながら、現代の暮らしに取り入れやすいサイズへと再生いたしました。
【今回の主な修復・リメイク内容】
サイズ変更: 幅 約105cm ⇒ リメイク後: 幅 約70cm
職人のこだわり: 全体のバランス(意匠や雰囲気)を崩さない精密な縮尺
安心のクオリティ: 内部の機能性回復、徹底した衛生ケア(洗浄・殺菌・消臭)
修復前の風格をそのままに、現代のリビングや寝室、玄関脇など、日本の住まいに心地よく収まる一棹へと生まれ変わりました。
(※ここにリメイク前・後の箪笥の写真を並べて配置するのがおすすめです)
洗練された新築住宅の「三尺壁」に、誂えたかのように収まる
この再生した箪笥に素晴らしいご縁をいただいたのは、お住まいを新築された50代のご夫妻でした。
非常に洗練されたモダンな美意識をお持ちのお二人。 「限られたスペースであっても、本物の和箪笥を今の暮らしに取り入れたい」という明確なこだわりをお持ちでした。
設置場所として選ばれたのは、仏壇脇の「三尺壁」。 決して広い空間ではありませんが、幅70cmに生まれ変わった衣装箪笥は、まるで最初からその場所を約束されていたかのように、見事に、そして美しく納まりました。
(※ここに三尺壁に納まった箪笥の写真を配置するのがおすすめです)
ご夫妻のこだわりが詰まった新居のモダンな空間に、明治の時代箪笥が加わることで、住まい全体に圧倒的な落ち着きと奥行きが生まれています。お届けの際、箪笥を囲んでお二人と撮らせていただいた記念写真は、修復家として何よりの喜びの瞬間でした。
「家具を捨てるを、なくす」次の世代へつなぐ物語
私たちが手がける「認定時代箪笥」は、単に古い家具を修理したものではありません。 時代を超えて受け継がれた本物の価値を見極め、現代のライフスタイルに調和させることで、もう一度「主役の家具」として愛されるために生まれたものです。



































この記事へのコメントはありません。