先祖の時代箪笥を再生
山形県山形市在住/60代姉妹
空き家となったご実家に
遺されていた時代箪笥
遺品整理を行う中て
先祖を偲び次世代に
継承すべくものとして
和箪笥の利活用を考える
「我が家の物語を語り継ぐカタチ」
それは
現代の暮らしでも用を成し、
当時の日本のユニークな風習と
美意識を窺い知る嫁入り箪笥にある
〜 時代箪笥のビフォーアフター 〜
再生仕上がりのご要望は
『仏壇にマッチした箪笥の仕上がり』
先祖を象徴する仏壇は
旧式の大型なものから
小型のものへ新調された
その仏壇を箪笥の上に
設置する予定のため
仏壇の着色、色合いを合わせる
しかし、赤茶で着色された
既存箪笥を木地色に
再生するのだから難儀である
これまで和箪笥を再生した
台数は今年で700棹をこえた
培われた再生の術を使い、
ご依頼者が納得する仕上がりとなった
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