子孫を代表して私が受け継ぎます
山形県河北町在住/A様/30代女性
時代箪笥のビフォーアフター
母方のご実家に遺されていた
明治期の最上タンス
「母に連れられて
祖父母の元へ行くたびに
古びたタンスに惹かれて来た。」
今は空き家となった
茅葺の古民家に
寂しそうに佇む古箪笥
その情景をみると
「救いたい。」
「いつか、助けたい。」
ご先祖を無碍に扱っているかのようで
このまま放置することへの
最悪感が募り続けて来た。
この度、
ご依頼主が一戸建てを購入することとなり、
この時代箪笥を修復して再活用できることが可能となった
かねてより思い描いて来た時代箪笥のある暮らしが
こうして実現されたのです。
ご依頼主:
「ようやく想いが実現し、ご先祖さまも喜んでくれていると思います。」
「そして、経年の風合いを感じる仕上がりに大変満足です。」
ご依頼者と想いを共有しながら
経年の枯れ具合を尊重した仕上がりに努めました。
既に用を失っていたタンスが
子孫によって再び愛用され行くことことは
とても美しい姿である。
この度のご縁に感謝申し上げます。
ご依頼者のあたたかな想いを伺いながら
時代箪笥の修復再生プランの





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