ケヤキ一枚板の座卓をダイニングへ
山形県山形市在住/齋藤様/60代女性
かつては重厚で扱いにくかった一枚板が、暮らしに寄り添う存在へと生まれ変わりました。
長年大切に使われてきた、ケヤキ一枚板の座卓。
今回ご相談いただいたのは、「暮らしの変化に合わせて、より使いやすい形にしたい」という60代女性のお客様からのご依頼でした。
家族の思い出が詰まった家具を手放すのではなく、これからの暮らしに合うかたちへ。
座卓からダイニングテーブルへのリメイクをご提案しました。
ご依頼の背景
「大切に使ってきた家具だけれど、立ち座りが少し大変になってきて……」
暮らしの変化とともに、家具に求められる役割も変わっていきます。
買い替えではなく、“活かす”という選択をされたお客様の想いを受け、再生の工程が始まりました。
再生のポイント
厚みを活かした減厚加工(10cm → 6cm)
重厚な10cmの天板を、ダイニングテーブルとして使いやすい6cmへと削り出しました。
無垢材ならではの力強さを残しながら、空間に調和する軽やかさを持たせています。
伝統技法「チギリ」による意匠
削り出しの過程で現れた節穴には、「チギリ(千切り)」を施しました。
単なる補修ではなく、木の個性を活かした意匠として仕上げています。
アイアン脚による和モダンへの再構成
無垢のケヤキに、マットな質感のブラックアイアン脚を組み合わせました。
木の温もりと鉄のシャープさが調和し、和室・洋室を問わず馴染む佇まいへと整えています。
仕上がり
修復後は、木目の美しさがより際立ち、重厚さの中にも軽やかさを感じる一台に。
これまで床を囲んでいた時間は、これから椅子を囲む新たな団欒の時間へと受け継がれていきます。
お客様の声
「買い替えることも考えましたが、この木目と過ごしてきた時間が愛おしくて……。
新しい食卓に生まれ変わり、これからもこのテーブルと過ごせるのが本当に楽しみです。」
職人の想い
「家具を捨てるを、なくす。」
家具は、持ち主の人生とともに歩む存在です。
役割を変えながら、これからの暮らしの中で生き続けていくもの。
その橋渡しができることを、職人として誇りに思います。
ご相談について
大きな座卓の使い道にお悩みの方へ。
リメイクという選択肢で、思い出の家具をこれからの暮らしへつなぐことができます。
どうぞお気軽にご相談ください。































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