よくある質問/家具の豆知識

よくある質問

時代簞笥

Q.時代箪笥(たんす)とは?
A.主に江戸時代から大正時代まで日本各地でつくられた和箪笥です。

木工・金具・塗りが三位一体となり美的価値が高いものが時代箪笥と呼ばれています。

Q.なぜ時代箪笥など家具の修復・再生をしているの?

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A.規格型で量産の家具があふれる今日。 地域的特性を失い、没個性的な家具達は再利用されることなくいずれ安易に焼却への道を辿ります。 それは時代の流れなのでしょうか。地域社会の要請なのでしょうか。 共感も得られず、愛着も湧かない・・・そんな家具が捨てられるのは、リサイクル・ECOなど、物を大切にする心が見直されている風潮・思想に、逆行しています。 少しでもそんな現実に歯止めを掛けようと家具の修復・再生を行う修理業を行い、捨てられる家具の篩(ふるい)になりたいと考えています。 日本家具の発展は、江戸時代の和箪笥にあると考え、現存する古い家具から先人の技術と要請を学ぶことにより家具や存続の意義があると考えています。

Q. 古い箪笥の修理費用はどのくらいかかるのですか?
種類・サイズ・型式・仕様などの基本となる現状と塗装による仕上げ方法により金額は左右されます。また、当店では2パータンの仕上げをご準備し、予算に合わせたご提案も致しております。

仕上げについてと価格のめやす

=予めご了承ください= ※金額に関しましてはあくまでも目安です。 ※お見積りは無料ですのでぜひ、お問い合わせください。 ※配送費などは含まれておりません。 まずはお気軽にお問い合わせ下さい。(お見積り無料)

まずはお見積り無料のお問い合わせメールへ
Q.箪笥の発送はどうしたらいいのですか?
A.日本全国どこまでも当社と契約している引越業者がスタッフ2名を配してお引き取りに伺います。

日本全国どこまでも当社と契約している引越業者がスタッフ2名を配してお引き取りに伺います。ご自身で梱包することなくそのままの状態でスムーズに受け渡しが出来ます。当社までの配達料はお客様負担となりますので予めご了承ください。

家具の豆知識

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飾り金具の種類と意味

和箪笥の金具には、出世や繁栄・富への願望と幸せ・長寿への祈りをこめたものが沢山つけられています。時代が変わっても人の望みは変わらないものですね。 ほんの一部ですが、金具の種類と意味をご紹介します。

飾り金具の種類と意味

和箪笥の金具には、出世や繁栄・富への願望と幸せ・長寿への祈りをこめたものが沢山つけられています。時代が変わっても人の望みは変わらないものですね。 ほんの一部ですが、金具の種類と意味をご紹介します。

松竹梅

【松竹梅】

松と竹と梅は、三つとも寒さに耐えるので歳寒の三友(さいかんのさんゆう)と呼ばれています。日本ではめでたいものとして、祝いごとに用いられます。また、世の中に争い事・揉め事が起こらずに、天下泰平であるようにと願いが込められています。

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一富士 二鷹 三なすび

【一富士 二鷹 三なすび】

縁起の良い夢に登場する物の、めでたい順番を指しています。初夢でこれらを見ると大変縁起が良いといわれてきました。駿河の国の諺で、一説によると、駿河の名物を言うとも言われています。

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菊

【菊】

菊の原産は中国です。奈良時代以後、日本にも伝えられました。梅・竹・蘭とともに四君子(しくんし)の一つとされました。 ※四君子(しくんし)・・・・・草木の中の君子として称えた言葉です。

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末広がり

【末広がり】

末の方にひろがってだんだん繁盛・繁栄することを意味します。扇の別名です。

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蕪

【蕪】(かぶ)

「株が上がる」にかけて「評判が良くなる」などの意味を持ち、大変縁起の良い食べ物として好まれました。

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蝶

【アゲハ蝶】

平氏の家紋として有名ですが、華やかで美しいものとして繁栄を意味していました。

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蔦

【蔦】

旺盛な蔦ののび方から生長繁栄を意味し、ツルが絡む様から盗難よけとして使われた文様。

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牡丹

【牡丹】

幸福・富貴などを意味するとされ、中国では大変好まれる花の一つ。日本では平安時代に伝わり、やはり縁起物として多くの文様が生まれています。

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【山形の和箪笥生産地】

ご存知でしたか? 山形は全国に誇るすばらしい和箪笥がつくられていた歴史があります。 しかし、残念なことに今ではその産地は廃れ、 現存する和箪笥だけがその事実を物語るだけとなりました。 当社では、現存する山形の和箪笥を「発見」・「再利用」・「復刻」することで 新たな山形の魅力を全国に発信したいと考えております。

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『酒田箪笥(庄内)』

北前船の重要な寄港地として大阪の堺と並び称されていた時代。 多くの箱屋と呼ばれる指物店が軒を並べ、 互いに技術を競いながらすばらしい箪笥が誕生しました。 特に船箪笥が有名な地で全国各地に酒田製と思われる船箪笥が発見されています。 明治中期頃からは、庶民の生活が豊かになるにつれ、 衣裳を入れる箪笥の需要が高まり、その技術が衣裳箪笥にも残されております。

『山形箪笥(最上村山)』

山形県を南から北へ貫流する最上川の中間点に位置し、 酒田の繁栄から多くの上方の珍しい物資が入ってきました。 それと共に技術も伝えられと推測し、 酒田程の華やかさはないものの素朴で深い味わいのある産地です。

『米沢箪笥(置賜)』

木材資源の豊富さから、古くから指物業が盛んでした。 車長持と車箪笥が有名で家具博物館にも展示されています。 衣裳箪笥が盛んにつくられたのは明治後期以降と言われ、 皮肉なことに北前船の交易が廃れる頃と重なります。 大きな丸型錠前金具がほとんどで、桜・アゲハ蝶・梅など種類も様々です。 婿入り用としてつくられた箪笥もあり、 地方独特の風習が箪笥から見てとれる独自に繁栄された産地です。

全国の和箪笥生産地

全国各地の和箪笥は、独自に育んだ型式・デザインがありそれぞれが異なります。 一部代表的な産地としては、 現在も民芸家具として全国に名高い「岩手の岩谷堂箪笥」 大型でダイナミックな錠前金具が特徴の「宮城の仙台箪笥」 錠前金具の細工が類を見ない「福島の二本松箪笥」 時代箪笥を語るにはここの産地は外せない「新潟の佐渡箪笥(小木・八幡)」 すべての根底にある「東京の江戸箪笥」 歴史も古く家具の町で知られる「福岡の大川箪笥」 などなど他にもまだまだ多くの産地があります。 どこでも同一的な現在の既製家具と違い、それぞれに特徴がありその土地ならではの特色があります。 和箪笥一つから見てとれる当時の生活習慣を辿ると、とても面白いのです。

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